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ひので (列車) : ウィキペディア日本語版
修学旅行列車[しゅうがくりょこうれっしゃ]

修学旅行列車(しゅうがくりょこうれっしゃ)とは1949年昭和24年)年ごろから設定されてきた修学旅行客輸送のための団体専用列車の総称である。
== 概要 ==

=== 明治 - 昭和初期 ===
日本における修学旅行は1882年明治15年)に栃木県第一中学校(現在の栃木県立宇都宮高等学校)の生徒たちが先生に引率され、東京・上野で開かれた「第二回勧業博覧会」を見学したことが日本での「学生・生徒の集団旅行」のはじまりといわれており1886年(明治19年)には東京高等師範学校(現在の筑波大学)が「長途遠足」の名で11日間のものを実施したという記録がある。
「修学旅行」の言葉は、翌年に長野師範学校(現在の信州大学)が同様に実施したものが1887年(明治20年)4月20日発行の『大日本教育雑誌54号』に掲載された際に初めて使われたという。さらに、「修学旅行」という言葉は公には1888年(明治21年)8月に出された『尋常師範学校設備準則』において初めて使われ、その原型は上記の「長途遠足」であった。
また1895年(明治28年)には東京高等師範学校尋常中等科(現在の筑波大学附属中学校・高等学校)において、全校生徒が鎌倉まで徒歩で出かけて1泊2日するという行程の「修学旅行」が実施された。
その後、旧制の中等学校・高等女学校などにも広まり昭和時代に入って旧制高等小学校の宿泊を伴う修学旅行が許可されると、1943年昭和18年)に戦局悪化によって禁止されるまで伊勢神宮橿原神宮厳島神社金刀比羅宮といった「国家神道教育」に通じるところを中心に行われ、輸送手段としてはもっぱら鉄道が使われたので、乗客数の多い場合は列車への車両増結も見られたといわれる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「修学旅行列車」の詳細全文を読む



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